証拠金とは、FX取引をするために必要な口座へ預け入れるお金のこと。FXでは証拠金を担保に、外貨を「買う約束」や「売る約束」をFX会社と取り交わすことで取引が成立します。簡単にいうと、証拠金を担保にして、取引に必要なお金を借りるというイメージです。借りるといっても実際にどこかからお金を借りるわけではなく、証拠金を口座に預けることによって、外貨売買に必要な信用を受けるということになります。
最低証拠金とは、FX口座を開設する際に「最低これだけは預け入れて下さいよ」という入金額を指し、当初証拠金とも呼ばれます。現在では最低証拠金が0円で口座開設できるFX業者も多くなっています。(取引は入金しなければ始められません)
必要証拠金とは、FX会社で最小取引(その会社で一番小さな取引単位)を行うのに、「最低これだけの証拠金が必要ですよ」という金額です。FXでは、この必要証拠金の金額で最大にかけられるレバレッジの値が決まるので、とても重要な概念と言えます。例えば、1ドル=100円の時に10000ドル(100万円)の取引を行なうなら、必要証拠金が最低5万円必要だとすればレバレッジが最大20倍までということになります。この値に関してはFX会社毎に変わりますので口座開設時によく確認しましょう。
維持証拠金とは、買った(売った)ポジションを維持するために必要な最低額のことで証拠金の中でも最も重要と言えます。取引で損失が拡大し維持証拠金を下回った場合、ストップロスとなるか追証(おいしょう)が請求されます。 維持証拠金は、必要証拠金の○%という形で設定され、一般的には必要証拠金の20~80%程度で投資家が自ら設定できるようになっています。
例をあげてみましょう
1万米ドルを買う際の必要証拠金が10万円と提示されている時に、維持証拠金を20%と設定して、1ドル=100円で取引したとします。この場合、ポジションを維持するために必要な維持証拠金は2万円(10万円×20%)です。そのポジションを維持して評価損が8万円になったら自動ストップロスが働くか追証が発生します。
自動ストップロスの場合、ポジションが強制決済され当初の証拠金10万円から評価損額の8万円が差し引かれ2万円が残金として残ります。追証が発生した場合、維持証拠金を上回るまで証拠金を追加して差し入れることにより、当初のポジションが維持されます。
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