FXは少額の資金ですぐに始められる、取引の自由度が高い、24時間取引可能、取引コストが圧倒的に安いといったメリットが多い商品ですが、FXには投資商材であるが故のリスクもがあります。最初にリスクをしっかり理解し取引を始めましょう。FXには大きくわけて相場変動、流動性、システム、信用といった4つのリスクがあります。ここではそのリスクを説明します。
円やドルといった相場の変動はFXにおいて利益が期待できると同時に、損失を引き起こすことがあります。またレバレッジにより証拠金の何倍もの取引を行う為、損失が口座資金を超えて、さらなる証拠金を請求されることがあります。この請求を追証と呼び支払いが生じます。現在のFX口座ではロスカットと言った強制決済機能もありますので、口座開設したFX会社に設定機能があれば必ず活用しましょう。
指定された範囲以上の損失が出た場合に強制的に決済し、それ以上損失が膨らまないようにするための仕組みです。ロスカットを設定しないで損失を放置すると、さらに損失が広がり、預けた資産を全額失う可能性があります。ただし、ロスカットを利用しても相場の急変時には預けた資産以上の損失が生じる可能性がありますので注意しましょう。また、ロスカットは取引における最終手段と位置付け、ロスカットが発生しないように普段から取引することが大切です。FX取引の基本は、自分でリスクをコントロールすること。損が膨らみそうなら、ロスカットとなる前に損失を確定させ損失を小さくしましょう。これをFXでは「損切り」と言います。
外国為替は1日約3兆ドル以上の取引が行われていると言われてますが、トレーダーの注文が短時間に大量発生した場合などに、希望した金額で取引が成立しないリスクがあります。これは皆が売りに走って誰も買わない時などに発生します。ツール上で売買の指示を出し、その通りの金額で取引が完了することを「約定」と呼びますが、この約定の正確さをしめすのに「約定力(やくじょうりょく)」という言葉を用います。初心者の場合、多少のコスト(スプレッド)がかかっても約定力の高い口座を選ぶようにしましょう。
FX会社が破綻することによる損失が発生することがあります。FX会社は顧客が預けた証拠金をそれぞれの方法で管理します。顧客から委託された証拠金を自社の資産とは別に信託銀行に管理し、保全する事を信託保全と言いますが、この信託保全をしているかどうかを申込前に確認しましょう。日本法人のFX会社では100%信託保全が増えていますが、念の為、信託保全している銀行も確認しておきましょう。信託保全していないFX会社が破綻した場合、証拠金が戻ることは期待できません。
FXには様々なリスクがありますが、上記で紹介したリスクのうち、相場変動によるリスク以外は、通常の取引ではそこまで意識することはありません。しかし投資商品である以上、上記のようなリスクの前に日々の運用での損失を防がなければいけません。初心者の場合、まず自分の投資スタイルをしっかり定めましょう。日々取引を行う短期運用をするのか、高金利通貨のスワップポイントを利用して長期運用を行うのか、自動売買でコンピュータに任せるのか、しっかりサポートを受けてじっくり勉強するのか。そういった自分のスタイルをしっかり認識し、自分に合った口座を見つけることが安定的に資産運用を行う第一歩です。
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